京都ビジネスデザインスクール2016

京都 2016
ビジネス
デザインスクール

ビジネス総合力養成講座「京都 D-School」の後継講座です

Kyoto Business Design School

京都ビジネスデザインスクールの講座内容

『もの(サービス)創り+顧客創り+価値創り』講座

顧客のニーズが多様化している現代社会において、人々のモノに対する価値の捉え方も変化しており、今までのように形や色、性能や機能といった情報だけでは、モノが売れなく、ビジネスが成り立たなくなってきています。

そのような価値の変化に注目し、人々がモノを持つことによって得られる「楽しさ」や「心地よさ」などの体験をデザイン(User eXperience Design)することをテーマに、究極のユーザー体験デザインを実践している日本文化(茶道など)に焦点をあて、人の認知プロセスを理解します。

その上で、「モノかサービスか」を区別する二分法を起点にするのではなく、「モノもサービスも」を包括的に捉え、企業がいかにして顧客と共に価値を創造できるかという「共創価値」や、顧客によって定義され、顧客とともに創造される「文脈価値」(Service Dominant Logic)の創出について、様々な角度から検討・検証作業を実践していきます。

『多様な人々が価値創造できる場の提供』講座

元早稲田大学ビジネス研究科 教授の大江建氏が提唱されている仮説のマネジメント手法をビジネスモデル構築とその検証という作業を繰り返すことで実践します。また、「人は人と話すときしか新しいことを言わない」という前提に立ち、ワイワイぶつかるイノベーションの為の‟混沌とした場”の提供を目指します。

京都ビジネスデザインスクール 3つの指標

  • 『共通価値(CSV)』-日本人が大切にしていた近江商人の「三方良し」や渋沢栄一氏の「右手に算盤 左手に論語」の考え方にも共通するハーバード大学のマイケル・ポーター氏らが提唱した「経済的価値を創造しながら、社会的ニーズに対応することで社会的価値も創造する」という考え方。
  • 『Jobs To Be Done』-ハーバード大学のクレイトン・クリステンセン氏が提唱した考えで、お客さまが本当に必要としているJOBに焦点を当てる考え方。セオドア・レビット氏が「ドリルを買いに来る人は、4分の1インチ・ドリルを欲しているのではない。4分の1インチの穴を欲しているのだ。」という例えで説明しています。
  • 『Actor to Actorー価値提案は、「あるActor(企業)から別のActor(消費者または顧客)に提示され,その提示された価値提案を消費者が受け容れ,その価値提案に含まれるオファリングを購入して使用することによって,文脈価値が具現化される(Vargo2009)」という考え方-ハワイ大学のステファン・バーゴ氏とアリゾナ大学のロバート・ラッシュ氏が提唱しています。

の3つの考え方を柱に講座を構成しております。 

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4/23(土) 公開シンポジウム

『社会的価値を創造するUXInnovation ー 心と行動のデザイン』
奥田充一 小阪裕司

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※ User eXperience Design

一般には、デジタル機器/システムに対するユーザーのインタラクションモデルの生成に関するDesignを言いますが、本講座ではありとあらゆる商品やサービスにおいて、ユーザーが体験する『体験価値』の想像をUXDesignと言います。

※ Design School

「デザインスクール」とは、知のコモディティ化において「知識経済(Knowledge Economy)」に代わり「クリエイティブ経済(Creativity Economy)」へのシフトを教育として体系化したもので、技術・科学系、デザイン・アート系、ビジネス・マネジメント系という異分野の専門家が協力することでクリエイティビティを育成する近年世界中で注目を浴びているプログラムです。

※ Actor to Actor

バーゴ氏は「価値提案は、あるアクター(企業)から別のアクター(消費者または顧客)に提示され、その提示された価値提案を消費者が受け容れ,その価値提案に含まれるオファリングを購入して使用することによって、文脈価値が具現化される(Vargo2009)」と説明されています。